
サクラマス(桜鱒、 O. masou )は、サケ目サケ科に属する魚。
基本的には、海に下って回遊し50-70 cmに成長、産卵時に川を遡上する降海型の種類であるが、一生を淡水で過ごす陸封型もいる。他のサケ科魚類と同様冷水域に生息するため、北方では降海型が多いが、南にいくにしたがって標高の高い冷水域に陸封される傾向が強くなる。ヤマメ、アマゴは、それぞれサクラマス、サツキマスの陸封型に対する呼称である。
一般に降海型は大きく成長するが、陸封型は比較的小型のままである。降海型は幼魚期を河川で過ごし、この頃の体側面には大型で小判形をした暗青色の斑紋(パーマーク)が数個以上並ぶ。成長し海に下る前になるとパーマークは消え体色が銀色になり、「スモルト」「銀化(ぎんけ)」と呼ばれる。以降、成魚となるまで体色は銀色のままだが、繁殖期になると桃色がかった婚姻色が現れる。一方、陸封型は幼魚期のパーマークが成熟しても残る。湖やダム湖などで通常の陸封型よりも大きく成長する個体もあり、成長に伴ってパーマークがなくなり降海型と同様の外見になることがあり、「銀化ヤマメ」などと呼ばれる。これとは別に、陸封型の中にパーマークがない無斑型の個体が混ざる地域があり、突然変異型と考えられている。




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